開催まであと1週間!

講演会の開催まであと1週間となりました。
様々な方がおこしくださるとお返事を頂いております。
これだけのご縁を頂けたことに感謝しております。

まだ、若干ですが定員まで余裕がございます。お時間があいましたら、是非おこしくださいませ。

おかげさまで定員に達しました(6月30日)。今後のお申し込みはキャンセル待ちの対応とさせていただきます。ありがとうございます。
当日お目にかかることを楽しみにしております。

birth education

冨田さんのブログの、ずいぶん古い文章を引っ張ってきました。
「自分で生まない産婦」
というエントリです。2006年12月、ブログを開設されて間もないころの文章ですが、今でも考えさせられる文章です。

http://blogs.yahoo.co.jp/barnabaseriko/497294.html

 

朝から陣痛でクリニックで過ごしていた20歳の2人目の産婦。

夕方から陣痛が強くなり、7時過ぎに赤ちゃんが見え始めた。

陣痛に関係なく気張り続ける産婦を諭しながら、見守っていた。
頭が大きく見えて、もう1歩というところで産婦は気張るのをやめた。

産婦が私たちにつぶやいた。「あとは引っ張ってくれるんでしょ?」

赤ちゃんの頭は母親の足の間にじっと動かずにいる。
産婦の気が明らかに抜けてしまい、陣痛も遠のいてしまった。

やっと次の陣痛が来た。産婦を盛り立てて気張るように言う。
しかし、産婦の力は抜けている。

でっかい頭が出て、肩が出ない。
横に向かせて、必死で気張らせる。

4年ぶりぐらいで、私が取り上げた・・と思わざる得ない、お産になった。

冷や汗が出たお産になった。
「どうしてひっぱてくれなかったの?」

1人目のお産が病院で押されて生まれたのだという。だから、引っ張って押して貰うものと信じきっていた。怖いお産になった。

 

お産は自分でする、という、生き物が生き物である根本の部分を、私たちは充分に伝えてくる事が出来なかったのかもしれません。
主体性を喪った産婦のお産ほど、怖いものは無い、ようにも思いますが、振り返って日本のお産はいったいどうでしょうか?

life in poverty

貧困の地域に暮らす人々の生活は、子供達の健康状態にも影響を及ぼします。

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写真は、皮膚症状のある乳児。
アレルギー反応?とはちょっと違いそうです…。
感染症?とも違う?

新生児の湿疹とも違います。

しばらく???と考えていたのですが、こそこそと話をしているのを聞きつけると…

「やっぱりアスベストを使っているなんて言ったら、怒られるよね…」
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これがその子の住んでいる家です。
オレンジ色の「防水布」が、アスベストなのだそうです。
ゴミで棄てられているものを拾ってきて、建材につかっているのだとか。
これに直接接している場所での生活だったようです。

おそらく、そうしたアスベスト繊維が、飛散して、子供の頭に引っかかったものが炎症を起こしていたのだと考えられます。

その後、アスベストを使用した家屋を建て直し、竹で壁を作ったこともあり、赤ちゃんの状態は改善してきているようです。
竹壁の外側にはまだ、アスベスト布をそのまま使っている(!)ようですが。

生活の中で、何が優先されるものなのか、
とりあえず、生きていくことができるなら、とりあえず雨風がしのげるものなら、
そのままで暮らしているのを目にすると、
もう少し先を考えられない環境に生きている、ということの厳しさを思い知らされます。

 

ルソン島南部、ピナツボ山麓の地

1991年のピナツボ山噴火は、山容を大きく変化させ、実に山の上三分の一が吹き飛んだと言います。
火山灰と、土砂は大量の土石流となり、渓谷を埋め尽くしました。
写真は、その土石流によって作られた「砂漠」を流れる川です。
この川で砂鉄が取れるため、大きな磁石を使って砂鉄を収集することを目的に、この地に人々がやってきます。

2013,3,22 (28)

 

 

 

 

 

土石流の堆積の上を流れる川。手前右の袋は、収集された砂鉄。

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大きな磁石を水中につけて、砂鉄を回収する様子

CIMG3771

「砂漠」から突き出て見える緑地が、かつての渓谷の山頂です。左右の尾根を延長した、おおよそ30m程の渓谷が大量の土石流によって埋まってしまっています。土石流の下には、かつての街が沈んだままになっています。

CIMG3775

ピナツボ噴火以前から、この地を生活の中心にしていたのは、アエタと呼ばれる山岳少数民族でした。彼らはフィリピンに最も古くから住んでいる先住民族の末裔と考えられ、昔、彼らの祖先は平地に入植してきた民族との争いを避けて、山奥に入っていった、とされています。このピナツボの噴火がなかったなら、彼らの存在すら、表に出てこなかった、かも知れない、とも指摘されています。
噴火の際に、土地に殉じた人々と、平地に避難した人々がいたそうですが、平地に避難した人々は、かつての伝統的な生活を維持することができず、生活の変化に体調を崩したこともあったようです。

冨田さんのフィリピンの生活は、この、ピナツボ噴火によって生じた「砂漠」の緑化から始まり、アエタの人々との生活から始まったのだそうです。

「人間力大賞」DVD

http://www.jaycee.or.jp/ningenryokutaisyo/awardee12/index.html#aw4
人間力大賞、という表彰があるのだそうです。
wish-house の倉本さんが昨年エントリーして、表彰されています。
その際の紹介がこちらにありました。
http://store.tsutaya.co.jp/item/rental_dvd/169913451.html
なんと、レンタルDVDにもなっている、そうです。

日本中を飛び回り、講演されています…冨田さんのご活躍

大阪での講演会が7月3日ですが、二日後の7月5日には品川でお話をされるそうです。
今年は書籍が出版されたこともあってか、本当にあちこちでの講演会が予定されている様子です。
今回の講演会が好評でしたら、これからも継続してお話をして頂きたいな、と考えています。ちょっとでも関心をもって頂く事、そして、継続して関心を持って頂く事が、こうした支援では大切だと思いますので…。ご縁がつながるととても嬉しいです。

http://osanbanzai.seesaa.net/article/366719753.html

●品川子育てメッセ2013 冨田江里子先生講演会●

「赤ちゃんの笑顔が教えてくれたこと ~フィリピンの小さな診療所から~」

開催日:2013年7月5日(金)
時間:10:30会場  11:00~12:15講演
場所:品川区立総合区民会館 きゅりあん 小ホール
(東京都品川区東大井5丁目18-1  JR・東急大井町駅徒歩1分)
申込み:下記URLより、事前予約をお願いします
http://kokucheese.com/event/index/92192/
参加料:500円 (子ども無料)
共催:品川子育てメッセ実行委員会/品川区/ふれあいの家-おばちゃんち
品川子育てメッセ公式web http://s-messe.com/
※参加費は全額バルナバクリニックへの寄付とさせていただきます!

冨田さん帰国

http://blogs.yahoo.co.jp/barnabaseriko/35208381.html

先日、冨田さんが無事ご帰国されたとのことです。
帰国直前のお産の様子、現地の「自称産婆」の様子が報告されています。

「産婆は昔はたぶん、何か特殊な力を持つ人がやっていた仕事のようですが、現在はたまたまお産に立ち会った、それだけでそれ以降、私産婆よって人がいます。
まともな産婆と、知らないのに知っていると思い込んでいる怖い産婆がいるので、医療者が産婆を嫌がる理由はこういうことだよなと思います。」

人の生命に関わる仕事でありながら、お産で生まれてくる子供達の生命がとても軽いところにある、のかもしれません。
お産も軽い人が多いので、大事には至らない、こともままあるのでしょうけれど…。

かんかん

http://igs-kankan.com/article/2012/06/000609/
昨年のお話会について、医学書院さんにも案内がありました。
レチェリンと呼ばれる、ファロー四徴症の女の子。
彼女の手術のために寄付を募る、ということをした結果として、レチェリンは手術を受け、現在、回復期にあるそうです。
当時の記事が「かんかん!」に載っています。

冨田さんのブログで、レチェリンのその後はこちら。
http://blogs.yahoo.co.jp/barnabaseriko/folder/943741.html

wish-house

http://blogs.yahoo.co.jp/k_uran1125
冨田さんの活動の中で、現地の貧困の大人は、なかなか変わらない、という悩みがありました。
理解しているような相槌は上手。でも、言った事が伝わっていない、ということは日常茶飯事。
それは、今までの育ち方にも問題があるのかもしれません…
とするならば、子供達に関わることで、貧困に生きる人たちの明日へ向けて、教育を考えてゆく事が、時間はかかるけれど、明日への希望なのではないか、と、子供達が学ぶ場所を、そして、大人が、子供達に関わる場所を作ることになったのが、「ウィッシュハウス」と呼ばれる場所であり、活動です。
今回、講演会にはウィッシュハウスの担当をされている倉本さんにもいらして頂く事が決まりました。
現地の子供達の教育の環境について、などなど、どうぞお尋ねください。