2012-report-1

毎年、活動報告書を書いておられる冨田さん。
昨年度の年間活動報告書が手許に届きました。

具体的な報告書については、講演会にいらっしゃった方にはお渡しすることになりますが、冒頭から少し引用いたします。

診療から

この国の医療は貧困層にとってはわずかな財産をなくす機会と言えます。そのため医療に依存しない暮らしの実現のために、貧困の人々が日々自己管理し健康を保つことを目指さなければならないと考えています。しかし健康法や自己管理法の伝達よりも、日々多彩な患者のケアに追われる日々が今年も多くなりました。それでもケアと共に伝えた自己管理方法や生活改善を実践した患者にはいい結果が出ており、それらの患者が新たな患者を連れてくる形が今年度も続きました。小児の患者は初期の咳や咽頭炎から、何日も放置された肺炎・下痢などの重傷から、長期に患っている皮膚疾患。どの患者にも支援物資で寄せられたお薬が大いに役立ちました。皮膚病も食事改善がなければ、ぶり返すものも多くあり、化学調味料ばかりの食事改善がないため治癒の難しさも目立ちました。搬送が必要なケースは1週間に多い時は数人いた昨年度に比べると減少しました。(ここでどの程度の治療ができるかが周知されつつあるように感じます)スタッフの最初の聞き取りで、患者の転送が早くにできるようになってきたことが後押しになっています。遠方患者はできる限り自分の地域で漢方治療が継続できるように漢方薬の購入場所(マニラもしくは地方のお店)・家族ができるケアの方法を紹介しています。食事治療に合わせて、自分で行なえる爪モミ療法やマッサージ・深呼吸・半断食などの方法を待合にも掲示しできる限り、多くの患者さんに結果が出せるように、また誰かに治してもらうのではなく、自分で気づき治す努力、自身か家族でできるケアを多く提案し続けています。

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