フィリピン旅行記その9

世界遺産になった、イフガオの棚田を見に行って…田植えや稲刈りもできるだろうか!という、かなり無茶な要望を、今回は叶えて頂きました。さすがに収穫の時期ではなかったので、稲刈りは無理でしたが。

棚田に入って、田植えをします。

現地の子供たちはあぜ道を身軽に行き来しますが、普段から動き慣れていない私達日本人には、なかなか大変なことでした。

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山道…というほどではないのですが、田んぼへ向かいます。現地の子供たちが案内してくれますが、脚力の差が大きいですね。

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田んぼの中に「苗代」をつくって、ここに密集させています。これをしばらくしてから、分けて、植えることになるわけですが…そのためには、畦の上を行き来せねばなりません。日本から訪れた私達にはとうてい歩けないような場所を、彼らは上手に行き来します。

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このあたりから下りるのです…って、何処を?という感じになってしまいました。現地の人にしてみたら「このくらい簡単に入れる場所」ですが、私達には本当に大変な場所でしたので、下りる前に足下の草を払ってもらいました。

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おっかなびっくり、降りてゆきます。写真右下に見えるところが今回田植えをさせてもらう場所です。

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上から眺めるとこんな感じ。代掻きをしてもらっています。

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田んぼに足をいれ、田植えをします。ここの棚田は泥がものすごく細かいのです。入っているだけで、気持ちよくなってくる感じがしました。仕事をしながら、「泥パック」をしているような感じです。
稲刈りの時には、穂先だけを切って集めてくるのがこちらの文化なのだそうで、ですから稲藁はすべてここで泥にまざってもう一度土になっているのだそうですが、ほとんど足にふれません。

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無事(?)に田植えを終えました。平地の田んぼに比べると気温の問題などもあり、収率は半分くらいになるのだそうです。化学肥料の持ち込みも、農薬の持ち込みもできない(すると棚田が維持できなくなるらしいです)ところですので、「無農薬有機栽培」ということになるらしいですが…。

この棚田には、人が入るのがやっと、ですから、農業機械が入るなんていうことはありません。全てが手作業になります。田植えや稲刈りをするのは主に女性の仕事、男性は、棚田の畦の補修をしたり、石垣を直したりしています。いずれにせよ「腰を曲げてする仕事」がとても多いところです。イフガオの女性は働き者ですが、どうしても腰を曲げて仕事をしているので、歳を取ると、腰が曲がってしまうことが多いのだと伺いました。

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