ハンドメイドのココナツオイル

イフガオは標高1000メートルの山岳地域ですので、ココヤシの実は取れません。が、低地との交流は昔からあったようで、ココヤシの実から油を抽出することには生活の中に組み込まれています。現地で見せて頂いたココナツオイルが、とても良い印象でしたので、お願いして、ハンドメイドの一部始終を見せて頂きました。

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ココナツの実をくりぬいて、細かくしたものを、布で包んで絞ります。この時でてくる、白い液体がココナツミルクなのだそうです。搾りかすもかなり出ますが、これは田んぼの肥料になるのだそうです。
(豚の餌には?と訊いたら、「豚が下痢するから使えないのだ」という話でした)

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ココナツ15個を絞って、このくらいのココナツミルクになります。ここでコンロを準備します。

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得られたココナツミルクを、鍋に入れて火にかけます。

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そしてかき混ぜます。このかき混ぜ方にコツがあるのだそうで、「うまくしないと、かたくなる」のだということでした。

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随分長い事かき混ぜていました。こんな形で、何となく分離するような状態になったら、一晩置くのだそうです。

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翌朝、同じ鍋を早速、強い火にかけていました。

「前の日はとろ火なのに?」と訊いたら、むしろ強い火が良いのだとか。生活の知恵の中で伝えられた方法なのだと思いますので、とても理に適っているのだと思います。

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だいぶ褐色になってきました。分離してきた、透明な液体がココナツオイルになります。

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もう一息ですね…。

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こうなったら完成です。

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残った塊を漉して、油が集まります。

 

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漉した「滓」なのですが、ココナツの甘みがあります。しかも油で揚げた状態になっていますので、ちょっとしたおやつになりますし、甘みの補給になります。

ココナツオイル、最近は日本でも流行があるようですね。

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